時代の流れに伴い、社会構造にも変化が生じている事は、皆様もご承知のことかと思います。職場や地域社会での希薄な人間関係などから新たなストレスが生じる現代社会において、適応障害やうつ病という疾患は、珍しい病気でもなくなり、広く一般社会に認知されるものとなりました。大切なことは軽症であっても正確な評価を行ったうえで診断し、それに対して治療的アプローチを行っていくことであると考えます。そのためには、何でもお話しができる診察の環境にある事がまず大切であると考えています。次に、投薬の適量を見極めていくことが大切となってきます。それらの治療に対して、今までの臨床経験を元に対応させて頂ければ幸いです。また、日進月歩の医療の世界についていけるよう、私自身も日々の努力を継続していきたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
|